サブシジョン

サブシジョンとは

サブシジョンは、凹凸のあるニキビ跡や傷あとを改善するための施術です。
肌の下層にある繊維状の組織（線維）が、皮膚を内側に引っ張ることでクレーター状のへこみができています。サブシジョンでは、特殊な針を使ってこの線維を切り離すことで、へこみを目立たなくする効果が期待できます。

施術では、皮膚の下に針を挿入し、へこみの原因となっている線維を切断します。
これにより皮膚が自然に持ち上がり、凹みが改善されます。

また、施術による刺激で、新しいコラーゲンの生成が促進され、肌質の改善も期待できるのが特徴です。

サブシジョンは比較的短時間で終わる施術で、ダウンタイムも少ないため、仕事や学校などの日常生活を大きく妨げることなく受けることができます。

サブシジョンがおすすめの方

サブシジョンは、以下のようなお悩みをお持ちの方におすすめです。

特に、ボックスカー（四角形の底が平らなニキビ跡）やローリング型（下にぼこっとなだらかに窪んでいるニキビ跡）と呼ばれるタイプのニキビ跡に効果的とされています。

ただし、アイスピック（小さな穴が開いたようなニキビ跡）には効果が限定的な場合がありますので、カウンセリングの際に医師にご確認ください。

サブシジョンのメリット

1.効果が実感できるのが早い

施術直後から凹みの改善が見られることが多く、効果を実感しやすいのが特徴です。

2.ダウンタイムが短い

他の施術法と比較して、回復期間が短いのもメリットの一つです。多くの方が数日程度で日常生活に戻れます。

3.コラーゲン生成の促進

施術による刺激で、新しいコラーゲンの生成が促進され、肌質の改善も期待できます。

4.他の治療法との併用が可能

ヒアルロン酸注入やジュべルックなど、他の施術と組み合わせることで、より高い効果を得られることがあります。

5.比較的リーズナブルな価格

 ニキビ跡治療のカテゴリーに属する治療の中では一回あたりの施術費用が比較的手頃で、負担が少ないのも魅力です。
当院では当院では1エリア（1×1cm）¥10,900から施術を受けることが可能です。

サブシジョンのリスク・副作用

ブシジョンは比較的安全な施術ですが、以下のようなリスクや副作用が生じる可能性があります。

内出血

最も一般的な副作用で、施術部位に内出血が生じることがあります。通常は1〜2週間程度で自然に消失します。

一時的な腫れ

施術後に腫れが生じることがありますが、通常は数日で落ち着きます。

感染

適切な消毒と施術後のケアを行いますが、まれに感染のリスクがあります。

色素沈着

まれに、内出血などにより一時的な色素沈着が起こることがあります。多くの場合、時間の経過とともに徐々に薄くなります。

凹凸の再発

施術後、時間の経過とともに一部の凹みが再発する可能性があります。その場合は再施術をご検討いただけます。

サブシジョンのダウンタイム

サブシジョンのダウンタイムは、通常1〜2週間程度です。
この頃には腫れや内出血などが自然に落ち着きます。
2週間以上経過しても、症状が悪化する場合には医療機関を受診してください。
一般的には以下のような経過をたどります。

施術2～3日後

肌に鈍痛を感じることがあります。また施術部位に赤みを生じることがあります。
痛みや赤みは通常、数日で落ち着きます。

施術1週間後

肌に腫れや内出血が出ることがあります。特に内出血を生じる場合が多く、1～2週間程度で紫色から黄色に変化していきます。

施術1カ月後

サブシジョンの施術から約1カ月後が、期待した効果を感じやすいタイミングです。
症状によっては、2回目の施術が推奨される時期となります。
この時点で肌の赤みや腫れが引かない、または悪化する場合には医療機関を受診しましょう。

施術後は紫外線対策をしっかり行い、保湿ケアを心がけることで、順調な経過が期待できます。