医療レーザー脱毛
医療レーザー脱毛とは
医療レーザー脱毛は、医療機関でのみ行うことができる脱毛治療です。特殊なレーザー光を使って、毛根にある毛を作る細胞を破壊することで、永続的な脱毛効果を得ることができます。
この治療の仕組みは、毛に含まれるメラニン(黒い色素)にレーザーが反応することから始まります。レーザー光が毛根に到達すると熱エネルギーに変わり、毛を生み出す組織を確実に破壊します。そのため、処理した毛穴からは新しい毛が生えにくくなり、継続的な脱毛効果が期待できるのです。
医療レーザー脱毛の大きな特徴は、医師による管理のもとで行われることです。万が一の肌トラブルにも適切な対応ができ、安心して治療を受けていただけます。また、医療機関でしか使用できない強力なレーザー機器を使用するため、短期間で確実な効果を得ることが可能です。
従来のカミソリや毛抜きでの自己処理と比べて、肌への負担が少なく、埋もれ毛や毛穴の炎症といったトラブルも防げます。忙しい毎日の中で、ムダ毛処理にかける時間を大幅に短縮でき、美しい肌を長期間維持することができます。
治療回数は個人差がありますが、多くの方が5回から8回程度の施術で満足のいく結果を得ています。毛の生え変わりサイクルに合わせて施術を行うため、適切な間隔で通院していただくことが重要です。
当院で使用している医療レーザー脱毛機器
当院の医療レーザー脱毛機器は「ラシャ」を使用しています。
ラシャの特徴
ラシャは韓国のBluecore Companyが製造販売している蓄熱式レーザー機器です。
蓄熱式とは低出力のレーザーを連続的に照射することで、毛根周辺の温度をじわじわと上げていく方法です。この方式では痛みが少なく、肌への負担も軽減されます。特に痛みに敏感な方や、デリケートな部位の脱毛に適しています。
また、ラシャには強力な冷却システムが備わっており、施術中の痛みや熱感を大幅に軽減します。従来の脱毛機器と比べて、施術時間も短縮され、患者様の負担を最小限に抑えることができます。 さらに、ラシャは日焼けした肌や色素沈着のある部位にも安全に使用できるため、これまで脱毛治療を諦めていた方にも新たな選択肢を提供できます。

医療レーザー脱毛とエステ脱毛、サロン脱毛の違い
医療レーザー脱毛とエステ・脱毛サロンで受けることのできる脱毛とでは下記のような違いがあります。
使用機器の違い
医療レーザー脱毛では、医療機関でのみ使用が許可された強力なレーザー機器を使用します。一方、エステや脱毛サロンでは、医療機器ではない光脱毛機器(IPL機器など)を使用しており、出力が制限されています。そのため、医療レーザー脱毛の方が短期間で確実な効果を得ることができます。
施術者の違い
医療レーザー脱毛は、医師の管理のもとで看護師などの医療従事者が施術を行います。エステや脱毛サロンでは、特別な医療資格を持たないスタッフが施術を行うことが一般的です。医療従事者による施術は、安全性と効果の両面で大きなメリットがあります。
安全性の違い
医療機関では、万が一の肌トラブルや副作用に対して、医師による適切な診断と治療を受けることができます。薬の処方も可能で、迅速な対応が期待できます。エステや脱毛サロンでは、医療行為を行うことができないため、深刻なトラブルが発生した場合は他の医療機関を受診する必要があります。
費用の違い
初期費用だけを見ると、エステや脱毛サロンの方が安価に感じられるかもしれません。
実際に初回金額やトライアル金額などではエステや脱毛サロンが圧倒的に安く感じられることも多いでしょう。
しかし、医療レーザー脱毛は少ない回数で確実な効果が得られるため、長期的に見ると費用対効果が優れていることが多いです。
通院回数の違い
医療レーザー脱毛は通常5回から8回程度の施術である程度満足のいく結果が得られることが多いですが、エステや脱毛サロンでは15回以上の施術が必要になることも珍しくありません。忙しい日常生活を送る方にとって、通院回数が少ないことは大きなメリットです。
医療レーザー脱毛のリスク・副作用・注意事項
医療レーザー脱毛は安全性の高い治療ですが、医療行為である以上、いくつかのリスクや副作用があります。事前に十分に理解していただくことで、安心して治療を受けていただけます。
一般的なリスク・副作用
施術直後に最もよく見られるのは、軽度の赤みや腫れです。これは皮膚がレーザーの熱に反応した正常な反応で、通常は数時間から数日で自然に治まります。また、毛穴周辺にポツポツとした赤い点が現れることがありますが、これも一時的なものです。
一部の方では、施術後に軽いかゆみや乾燥を感じる場合があります。これらの症状は適切な保湿ケアで改善されることがほとんどです。
まれに起こるリスク・副作用
頻度は低いものの、以下のような副作用が報告されています。
1.やけど
適切でない出力設定や、日焼けした肌への施術で起こる可能性があります。
2.色素沈着
施術後の紫外線対策が不十分な場合に起こることがあります。
3.色素脱失
まれに皮膚の色が白く抜ける場合があります。
4.毛嚢炎
毛穴に細菌が入り込んで炎症を起こす場合があります。
これらのリスクを最小限に抑えるため、当院では施術前のカウンセリングで肌の状態を詳しく確認し、お一人おひとりに適した出力設定を行っています。
術後の注意事項
- 施術当日は激しい運動や長時間の入浴を避けてください
- 施術後24時間は日焼けを避け、紫外線対策を徹底してください
- 施術部位を強くこすったり、掻いたりしないでください
- 適切な保湿ケアを心がけてください

当院で脱毛を行うことができる部位
対応部位は鼻下、顎、顎下、口角、もみあげ周囲、頬、首、下顎下、両ワキです。
女性も男性も数多くの方がご相談の上で当院で脱毛を始められています。
施術の流れ

カウンセリング
医師または看護師がカウンセリングを行います。
※毛質、毛量、肌質を見極めて出力設定を決定します。
施術前の準備
施術を行う部屋にご案内し、照射部位のマーキングを行います。
痛みに弱い方は麻酔クリームや笑気麻酔の準備がございます。
レーザーを照射
経験豊富な医師または看護師がムラなく、丁寧にスピーディに照射していきます。
クーリング(冷却)、軟膏塗布
赤み、腫れによる熱感を落ち着かせるため、丁寧に冷却していきます。照射反応を確認しながら、軟膏を照射部位全体に塗布します。
また当日からのケア方法や注意事項を担当看護師が説明いたします。
料金
医療脱毛
| 脇脱毛(脱毛のみ) | 定価¥6,000 |
| 脇脱毛 (ボトックス100単位+麻酔クリーム) | 定価¥20,000 |
| 脇脱毛 (ボトックス200単位+麻酔クリーム) | 定価¥25,000 |
女性限定
| 医療脱毛1部位 | 定価¥6,000 |
男性脱毛
| 脱毛 1部位 (鼻下、顎、顎下、口角、もみあげ周囲、頬、首、下顎下)選択式 | 定価¥2,000 |
| 脱毛 3部位 (鼻下、顎、顎下、口角、もみあげ周囲、頬、首、下顎下)選択式 | 定価¥5,000 |
| 脱毛 6部位 (鼻下、顎、顎下、口角、もみあげ周囲、頬、首、下顎下)選択式 | 定価¥10,000 |
| 1部位追加 (鼻下、顎、顎下、口角、もみあげ周囲、頬、首、下顎下)選択式 | 定価¥2,000 |
※カウンセリングのみの場合は3,300円頂戴いたします。