二重・目元整形
二重埋没法
二重埋没法は、医療用の細い糸でまぶたを数カ所留めて、メスを使わずに二重ラインを形成する施術です。まぶたを切開しないため手術への抵抗感が少なく、ダウンタイムも数日と比較的短く、一般的に提供されている金額もリーズナブルに収まることから、美容医療が初めての方に選ばれることが多い施術です。
当院では術式を複数用意しており、下記がそれぞれ異なります。
埋め込む糸の本数
糸を固定する位置、留め方
術後の腫れの程度
二重のラインの持続力
二重埋没法の種類
1.瞼板法(4点留め)
まぶたの裏側にある瞼板(けんばん)という硬い軟骨組織に、糸を4点固定して二重まぶたを形成する方法です。従来、美容医療において最も提供されることの多い2点留めの瞼板法より強度が強く持続力が高いのが特徴です。

2.自然癒着法
まぶたの皮膚と皮下組織の自然な癒着を促し、より強固で自然な二重ラインを形成する最新の埋没法です。糸は1本のみでまぶたに編み込むように縫うことで、取れづらく持続性の高い二重を形成します。
従来の埋没法(瞼板法)では二重ラインが取れやすいと言われる、幅広・平行型の二重を希望する方や、まぶたが厚い方にも適しています。

3.裏留め二重埋没法
結び目の糸玉が皮膚の表面側にある通常の埋没法とは異なり、2つのループで二重を形成し、瞼の裏側に結び目が来る術式が裏留め二重埋没法です。従来の瞼板法では糸玉がまぶたから透けたり、目を閉じた際に糸玉が目立つケースがありますが、裏留め二重埋没法はまぶたの表面に傷跡が出来ず、施術後の糸玉も目立ちません。

二重埋没法のメリット
手術時間が10〜20分と短く、身体への負担が少ないため、気軽に施術を受けることができるのが最大のメリットです。まぶたを切開しないため、術後の腫れや内出血は比較的少なく、ダウンタイムも短く済む傾向があります。
特に裏留め法では、目を閉じたときに糸の結び目が目立たず、自然な仕上がりになります。自然癒着法では複数の点でしっかりと固定するため、二重ラインの持続性が向上し、半永久的に美しい二重を保てるケースも報告されています。
二重埋没法のリスク・副作用
術後は一時的に腫れや内出血が生じることもありますが、通常は2、3日〜1週間で落ち着きます。ただし、まぶたの元々の状態や希望される二重のデザイン・幅によっては、時間の経過とともに二重ラインが徐々に薄くなる場合があります。
二重切開法
まぶたを切開し、余分な皮膚や脂肪を丁寧に除去・調整しながら、理想とする二重ラインに近づける施術です。
一度の施術で半永久的な効果が見込めるため、効果の持続性を重視する方には埋没法よりおすすめできる施術です。

二重切開法がおすすめの方
まぶたに厚みや脂肪が多い方
埋没法で形成した二重が取れた経験のある方
一度の施術で半永久的な効果を得たい方
二重切開法のメリット
切開によって二重を作るため、二重ラインが安定し、半永久的に効果が持続することが最大のメリットです。まぶたに厚みや余分な脂肪が多い、加齢によるたるみがあるなど、埋没法では理想の二重ラインを作ることが難しいケースにも、細やかな調整で対応できます。
二重切開法のリスク・副作用
切開を伴うため、術後の腫れや内出血が1〜2週間ほど続くことがあります。
赤みや傷跡が残ることもあるため、丁寧なアフターケアが重要となります。一度切開すると修正は困難なため、術前に医師との十分に確認を行うことが必要です。
目頭切開
蒙古ひだは内眼角贅皮(ないがんかくぜいひ)とも呼ばれます。
目頭に皮膚がかぶさった状態をいいます。
目頭切開はこの蒙古ひだを切開し、目の内側を広げて目元をすっきり広く見せる施術です。
目と目の距離を近づけ、お顔全体のバランスを整える効果も期待できます。二重手術と組み合わせて施術される方も多いです。

目頭切開がおすすめの方
目の横幅を広げて大きく見せたい方
離れ目が気になる方
目頭切開のメリット
目頭を内側に広げることで、目を大きく見せ、離れ目の印象を軽減する効果が期待できます。また、蒙古ひだが発達している場合、平行型二重を形成しにくいことがありますが、蒙古ひだの切除により、平行型二重を作りやすくなります。切開する範囲を調整し、自然な仕上がりから華やかな印象まで、多様な目元のデザインが可能になります。
目頭切開のリスク・副作用
切開を伴うため、術後の腫れや内出血が2週間ほど続くことがあります。
術後の傷跡が目立つ場合もあり、完全に消失するまで半年ほどかかるケースもあります。
目尻切開
目尻の皮膚を数ミリ切開して目の横幅を広げる施術です。
目尻を数mm広げることで白めの露出が増えて、切れ長の目元に近づける効果が見込めます。

目尻切開のメリット
目尻切開によって白目の見える範囲が広がるため、目が大きく見える効果が期待できます。
目頭切開は蒙古ひだを処理する施術ですが蒙古ひだがない方は適応にならないためその場合は目尻切開がおすすめです。逆に目頭切開の効果をより大きくするために目尻切開を合わせてご希望される方もいらっしゃいます。
目尻切開のリスク・副作用
個人の目の形や解剖学的な構造によって、効果に個人差が出ることがあります。
術後は一時的な腫れや内出血、赤み、充血が生じることがありますが、1週間~2週間程度で落ち着きます。
目尻切開がおすすめの方
横幅を広げて開放感のある目元にしたい方
目頭切開の適応ではないが、目を横方向に拡大したい希望のある方
グラマラスライン(タレ目形成)
グラマラスライン(タレ目形成)は、目尻側の下まぶたを引き下げ、柔らかい印象の目元をつくる美容整形術です。
「きつく見られる」「つり目が気になる」といったお悩みに対し、当院では目元全体のバランスを重視した、自然で違和感のないデザインをご提案します。目の縦幅を広げ、優しく女性らしい印象に変化させることが可能です。
グラマラスラインの術式は、下まぶたの表面(皮膚側)と裏側(結膜側)の両方を調整し、目尻を引き下げます。

グラマラスライン(タレ目形成)のメリット
グラマラスライン(タレ目形成)によって下まぶたのラインを下げることで、縦幅が広がり目が大きく見える効果が期待できます。
自然で優しい印象の目元を作ることができ、キツい印象を和らげたい方に適しています。二重まぶた形成術や目頭切開などの他の施術と組み合わせることで、より理想的な目元を実現することも可能です。
グラマラスライン(タレ目形成)のリスク・副作用
個人の目の形や解剖学的な構造によって、効果に個人差が出ることがあります。術後は一時的な腫れや内出血、赤み、充血が生じることがありますが、1週間~2週間程度で落ち着きます。
まれに左右差が生じる場合や、思ったより効果が感じられない場合があります。また、過度な修正を行った場合は不自然な仕上がりになるリスクもあります。
グラマラスライン(タレ目形成)がおすすめの方
優しく穏やかな印象の目元にしたい方
縦幅を広げて目を大きく見せたい方
自然なタレ目にしたい方
料金表
埋没法
| 4点どめ | 定価¥59,800 |
| 自然癒着法 (線留め、1糸多交叉法) | 定価¥149,800 |
| 裏留め2点 | 定価¥199,800 |
切開法
| 定価¥299,800 |
その他目元整形
| 目頭切開 | 定価¥149,800 |
| 目尻切開 | 定価¥149,800 |
| グラマラス切開 | 定価¥249,800 |
※カウンセリングのみの場合は3,300円頂戴いたします。